どのようになるのかな??
2015.09.18
「Lib in House」の外観をご紹介します。
そういえばブログでは紹介できていませんでした。(すみません。。)
前回の躯体パースで雰囲気は伝わっていたとは思いますが、
今回は模型を見ていただきます。
特徴的なのは屋根型のフォルム。
そよ風という自然の空気循環を活かしたソーラーシステムを採用しているため
屋根の方向と勾配に制限があること、またSIMSでは建物を長く使っていただきたいこともあり、
屋根型の建築をつくることが多い。それでこのプロポーションに至りました。
今回の建築場所は、駅前通りに続く道で人通りと、道路幅の割りに比較的交通量の多い所です。
そこでアプローチを長く設け、中庭までの奥行きを取ることにしました。
半屋外空間のアプローチを中庭の光に導かれ玄関まで向かいます。
玄関を奥に設けたのは少し騒がしい街並みと入口の距離をとることが、
内部空間に入るとき心に落ち着きをつくれると思ったからです。
住まいは心地よく暮らす空間でありたいというクライアントの想いも重なります。
塀を高く設けて街と距離をとるのではなく、実際の距離で解決しようとした案になります。
▼写真右手の奥の方から玄関へ